拡張期高血圧とは
拡張期高血圧とは、上の血圧は正常値であるけれど、下が90mmHg以上と高い症状です。
血圧を見るとき、上の血圧を気にすることはありますが、下の血圧はあまり気にすることはありません。
しかし、これも高血圧症状であることに変わりありません。
拡張期高血圧の拡張期とは、心臓が血液を動脈に送るために心臓が膨らんでいる状態です。
拡張期高血圧症は若い人に多く見られ、その他、運動不足、肥満タイプの人、過渡の喫煙とアルコール摂取が原因と言われています。
もしくは病気による二次高血圧症の場合もあります。
血圧はいつも一定ではなく、日常生活において変動します。
特に朝の起床時、血圧は大きく上昇します。
たまたま計った1回だけで、拡張期高血圧症であるかどうかの判断はできません。
起床時と就寝前に1日2回計測して経過を見守る必要があります。
その結果、下の血圧がいつも高いようであれば循環器専門医に診てもらうとよいでしょう。
血管が若いほど拡張高血圧症になりやすく、また、心筋梗塞を引き起こす危険性を高めてしまうので楽観視は禁物です。
まずは、運動不足ではないか、喫煙やアルコール等、思い当たる事があれば、それらを改善していく必要が優先ですね。