血圧を下げるには

高血圧の人の多くは本態性高血圧といって原因が分からないとされています。
しかし、一般的によく言われているのは「塩分を控えること」がいわれています。
塩分は塩化ナトリウムと呼ばれ、電解質のナトリウムが血圧を上昇されるといわれています。

塩分は浸透圧と関係があり、腎臓で尿として排出されたり、汗として排出されたりします。
塩分を摂りすぎると腎臓に負荷がかかり、機能が低下していくと考えられます。
腎臓の機能が低下すると塩分の排出がスムーズにいかなくなり浸透圧の関係で水分が多く保持されて血圧が高くなると考えられています。

ただ、塩分を控えたからと言っても必ず血圧が下がるわけではなさそうです。

年をとると血圧が高くなって、病院に通院することが多くなる人がいます。
普段は元気なんですが、どうも60歳を過ぎると血圧が高くなってくる人が多いみたいです。
年齢を重ねるにつれて内臓の機能も弱ってくるので、塩分やアルコールを控えたほうがいいかもしれません。

それからやはり肥満は高血圧と関係あるようです。
肥満になると高脂血症になるとともに動脈硬化の原因ともなり結果的に高血圧となるようです。

しかし、ダイエットをして体重を落とすにつれて、血圧も下がっていった・・・という人が多いそうです。
食事制限や運動は大変かもしれませんが、徐々に慣れるようにするといいかもしれません。
まずは車を控えてなるべく歩くようにしたり、自転車を使うようにしてみると無理なく運動できるようになるかもしれません。

アルコールは一時的には血圧を下げますが、毎日アルコールを摂取すると血圧が上昇していくことが分かっています。
お酒を好んでよく飲む人は、肝臓の数値も悪い場合が多いのですが、どうやら血圧の方も高い人も多いようです。
肥満の人が血圧を下げるのに一番有効なのは、やっぱり肥満の解消!です!

ストレスも血圧の上昇に関係していると思われますね。
一時的にストレスを受けたり、怒ったりすると交感神経が興奮するとともに、アドレナリンが腎臓の髄質から分泌され血圧が上昇します。
ストレスを続けて受けてある一定以上を越えると体にさまざまな異常が起こると考えられています。
趣味をもつとかストレスを発散する方法を自分なりに持つようにするといいかもしれません。

それでも血圧がなかなか下がらないと言う人は病院にいって降圧剤なんかを処方してもらいましょう。
降圧剤には禁忌症もあるので必ず病院で診断してもらってから処方してもらうようにしましょう。



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