血圧測定の方法と注意点
血圧は、直前の運動や食べた物、ストレスの有無等によって上下します。
家庭で血圧測定を行う際の注意点として以下の点が挙げられます。
1.自分の腕のサイズに合った血圧計用ベルトを購入し上腕部で測定します。
測定の際には、毎回同じ血圧計を利用する。血圧計が正常に動くか確認します。
血圧計を選ぶ際には電気量販店などで実際に測定してみて使いやすいものを選ぶといいかもしれません。
2.血圧測定前の30分前は、タバコやアルコール、カフェインの摂取と運動を行ってはいけません。
運動を行ってから測定すると血圧が高めになります。
3.姿勢良く座り、背もたれがあり、背筋を伸ばした状態で、両足を平らに床に置きます。
前腕を平面に置き、上腕が心臓の高さにくるようにします。測定箇所と心臓の高さを同じにするのがポイントです。
4. マンシェットの巻き方
ゆるく巻きすぎた場合→血圧は高くなります。
強く巻きすぎた場合→血圧は低くなります。
マンシェットの幅
幅が小さすぎる場合→血圧は高くなります。
幅が大きすぎる場合→血圧は低くなります。
5.毎日同じ時刻に2〜3回測定し、測定は1分以上間隔を空けましょう。その時数値は必ず記録しておきます。
その数値の平均値をグラフにしてみると毎日の血圧の変化が分かるので、急に高くなったり低くなったりして正常値から外れたりするとすぐに分かるようになります。
6.上着やセーターなどで腕を圧迫すると、実際より低く測定される為、圧迫されないよう衣類の状況に注意します。
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